さだまさしの短編小説「サクラサク」の映畫化が決定、2014年春に公開されることがわかった。映畫「精霊流し」で監(jiān)督を務めた田中光敏が再びさだ作品でメガホンをとり、主演の緒形直人をはじめ南果歩、藤竜也という実力派俳優(yōu)陣が顔をそろえる。 認知癥の父親と、家族を顧みず仕事に沒頭してきた息子とその家族の再生を描いた本作は、さだ自身が、父親との思い出を下敷きに書いた作品ということで、作品に対する思い入れは強い。福井県に住む読者が、地元を舞臺にしていることと、“家族の再生”というテーマに感動し映畫化を熱望したことから企畫がスタートし、さだは映畫化を快諾した。 「精霊流し」「解夏」「眉山」「アントキノイノチ」に続く5作目の映畫化となるさだは「田中光敏監(jiān)督とは拙作『精霊流し』の映畫化の際にご縁を戴きました。あれから十年。田中監(jiān)督並びに福井県の皆さんの熱意で『サクラサク...